理事長所信

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公益社団法人とめ青年会議所 2017年度 理事長所信

地域にイノベーションを起こせ~青年らしく大胆に~

はじめに

公益社団法人とめ青年会議所 2017年理事長 佐藤利尚 1949年、戦後荒廃した我が国を「新日本の再建は私たち青年の仕事である」という強い覚悟のもと「明るい豊かな社会の実現」を目指し、志高き青年により東京青年商工会議所が設立され、日本の青年会議所運動が始まりました。その志を引継ぐ我々JAYCEEに課せられた「使命」とは何でしょうか。責任世代と呼ばれる我々の「責任」とは何でしょうか。日本は戦後の高度経済成長期を経て、物質的・経済的に豊かな国となりました。しかし、社会構造の変化は新しい社会問題も生み出しました。人口減少に伴う少子高齢化は今後さらに顕著になっていくことが予想されます。それに伴う税収減や社会福祉費の増大は生産年齢人口の減少と相まって我々の世代に大きくのしかかってきています。人工知能の発達は、近い将来新たなイノベーションとして位置づけられ、労働システムの変革に伴い、より機械化が進むことで労働環境の劇的な変化をもたらす可能性が予見されます。IT技術の発達により個人携帯端末の普及が促進され、より身近で便利なインターネット環境が手に入った反面、利用者のモラルの低下により、ネット上での誹謗中傷やいじめはもとより、各種犯罪の原因ともなっています。また、東日本大震災による福島第一原発事故はその後のエネルギー利用の在り方を根本的に考え直さなければならなくなりました。このような様々な問題をそのまま次の世代に渡してしまっても良いのでしょうか。これらの問題に真摯に向き合い、解決に向けて行動することが我々JAYCEEの使命であり次の世代により良いかたちで受け継いでいく責務を果たすことが、我々の世代に課せられた仕事であると考えています。手を拱いても何も変りません。行動しなければ達成することは出来ないのです。我々青年たちは信じ合える仲間と共有意識を持ち、「明るい豊かな社会の実現」を築くために、社会的リーダーとして、地域における社会問題を先駆的に捉え、若者らしく大胆な発想と行動力でイノベーションを起こし、誇り溢れる登米市の実現を目指します。

地域未来を作り上げる人材育成

10年先、20年先の未来でまちづくりの主役となる世代の子供達に、今我々が出来ることは何でしょうか。昨今の子供達を取り巻く環境は高度な情報化社会の発展と共に大きく変化しています。しかし、子供達が変化したわけではありません。子供達の心は今も昔もスポンジのように何でも吸収する、純粋なままなのです。良いものもそうでないものも、すべて吸収してしまうからこそ、我々の世代が積極的に関心を持ち、その環境を整えていかなくてはなりません。
 本年は、これまで4年に渡り継続してきた事業内容を検証し、今後の問題点について検討するために、早期にミニバスケットボール協会の方や各チーム関係者と実行委員会を立ち上げ相互醸成し、プレイヤーに寄り添った事業構築を図ります。また、市政に対し今まで子供達が発言してきた要望がどれだけ反映されてきたかを検証することで事業内容を吟味し、子供議会の在り方を考え更なる方向性を見出していきます。子供達は無限の可能性を持っています。その可能性を最大限に広げるために、学校教育だけではなく、様々な体験を通して多様な価値観に触れる機会を創り出すことが必要であると考えます。これらに触れることは物事を多角的に捉える能力の向上や、相手の存在意義を認め、互いに理解を深め合う対人関係の構築にもつながります。大きく変動している現代社会で多様化する課題を客観的に捉え、地域にイノベーションを起こせる人材育成に努めます。

誇りに満ち溢れた「登米市」の発信

 地方創生が叫ばれる今日において、我々の地域の現状というのはどれだけ認識されているでしょうか。まずは、メンバー自身が現状を把握することが必要であります。その上でこの地域を輝かせるために何をするべきか。登米市という地域の魅力をどう発信していくのか。実は魅力というものはすでに我々自身も良く知っているありふれた日常の中に潜んでいます。長い歴史を持つまちだからこそ、古来より受け継がれてきた伝記・伝承・伝統文化が数多く残されています。また、北上水系をはじめ、豊かな自然に恵まれた登米市は地域資源の宝庫でもあります。そして、この地域に住まう人々も紛れもない地域の魅力なのです。我々は脈々と受け継がれてきた地域の魅力を見つめ直し、地域の誇りとして再認識しなくてはいけません。市民一人ひとりが自らの地域、愛すべき故郷、登米市に誇りを持つことが最大の魅力発信に繋がると確信しています。

誇りあるJAYCEEの育成

 我々は日々、青年会議所に所属するメンバーとして自身を開発し市民運動の先頭に立つべく運動しています。我々は自らが所属する団体のことをしっかりと再確認した上で行動しなくてはなりません。青年会議所の使命・責務とは何なのか。すべての運動の基盤となる部分であるにも関わらず、日々の運動の中で見失いがちです。入会年歴の浅いメンバーが増えているなか、全員でこれらの基本を学び再認識することが必要です。また、青年会議所は自己研鑽の場でもあります。プログラム化された研修はもとより、青年経済人として必要な知識の習得、日々の行動の中であっても様々なスキルを高める事が出来るのです。メンバー同士が切磋琢磨し、互いの資質を高め合うことで、自信に満ち溢れた誇りあるJAYCEEの育成に努めてまいります。

JC運動が起こす地域力醸成

 我々とめ青年会議所は45年以上に渡り、地域に根差した様々な運動を展開しています。しかし、我々の運動やその目的、意義を知っている市民の方々はどの位いるでしょうか。どんなに素晴らしい事業を開催しても、地域住民の理解や参加意識がなければそれは青年会議所の自己満足でしかありません。我々の運動意義を市民に伝播するためにも、オピニオンリーダーとして、市民意識の醸成を図ると共に、登米市が抱える諸問題を市民目線とJC目線で繋ぐことにより解決策を見出し、新たな地域力醸成を図ります。歴史や文化、地域性はその時代によって変化します。時代の変化に対応するのではなく、常に変化を起こす立役者として我々の運動が地域になくてはなりません。市民意識変革団体として未来を見据えた活動をすることにより、真に地域住民に必要とされるJCを創り上げていきます。

伝統文化が育む地域力醸成

 約400年前から続く伝統文化である佐沼夏祭りに参画する上で、先人たちが築き上げてきたこれまでの文化に我々JCが新たな発想を取入れて発足した登米市神輿祭りの企画・運営をすることが新たな交流人口の増加を促し、地域の誇りとして根付くことで市民意識を変革させ、地域活性化や郷土愛の醸成を図ります。また、夏祭りに直接参加できない高齢者や障害者と佐沼夏祭りの情緒感を共有する事業を継続的に行うことで、より市民に寄り添ったJC運動を展開します。登米市民はもとより、他団体や登米市民以外の参加者を巻き込んだ有機的な事業構築を図ることにより、JC運動の存在意義を高め、地域力醸成へと繋げます。

生涯の財(たから)となる絆

 我々は同じ志を持つメンバー同士、より強い絆を築いていかなくてはなりません。青年会議所に入会していなかったら、共にまちづくりに参画することも、ましてや出会うこともなかったかもしれません。私たちは40歳までという限られた時間の中で出会い、地域のために共に汗をかき、同じ釜の飯を食べた仲間として長い人生を歩んでいくのです。そしてそれは同じLOMメンバーだけでなく、宮城ブロック内11LOMはもとより、東北地区、日本全国と大きな広がりを持つ素晴らしい絆の連鎖なのです。しがらみのない青年会議所だからこそ培われる、真の仲間づくりができる機会を提供します。また、青年会議所の運動を広げるためには、同じ志を持つ仲間を増やしていくことが求められます。会員の拡大は組織維持のために必要なことはもちろん、それ以前にJC運動の広がりそのものだからです。メンバー同士、そしてLOMの枠を超えた地域に思いを馳せる他団体と絆の連鎖を深め、強い信頼関係を構築します。

結びに

 私は成長とは、絶え間ない努力と、未来への強い覚悟によって得られるものだと考えています。自らの可能性を信じ、努力というプロセスが成長という結果をもたらすのです。我々には約束された未来などありません。残念ながら未来は想い通りにはいかないものです。そして、過去も変えることはできません。全ては一人ひとりの行動の結果であります。そうであるならば、我々は何をするべきでしょうか。過去の結果は変えることはできませんが、そこから学ぶことはできます。未来は約束されていませんが、より良い未来を創ることはできます。我々にはその未来のために、一歩を踏み出し行動することが求められています。一人ひとりの行動で未来が変わります。40歳までという限られた時間の中で、自分ができる精一杯のことをやる。他人任せ“無関心”では、何も変りません。誰かではなく自分が率先して行動し、共に誇り溢れる登米市を実現しましょう。

<基本計画>

1.誇り溢れる登米市の実現

<事業計画>

1.未来を創る人材育成
2.誇りに満ち溢れた「登米市」の創造
3.地域住民に寄り添ったまちづくり
4.会員研修
5.佐沼夏祭り事業への参画
6.登米市神輿祭りの企画・運営
7.積極的な会員拡大
8.会員と家族、OB、OGの親睦事業の開催

理事長所信
事業報告
タイムカプセル
「10年後の目標」
2014年、創立45周年記念事業の一環として、とめ青年会議所メンバーと地元高校生が「10年後の目標」を書き、タイムカプセルに入れて埋めました。
開封日
2024年12月15日 Sunday !!
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